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2008年5月24日(土)  森林現場は大変なことに
2008年5月24日(土)  森林現場は大変なことに
(尾鷲三木里公民館で熱心な話を聞かせてもらいました)

朝から雨模様の中、日本一雨が多いと言われている尾鷲市に向かいました。

尾鷲市は人口もどんどん減って、最近では市民病院から産婦人科医がいなくなり、地域で子供を産めなくなってしまうという事態まで発生して大騒ぎになりました。

幸いにして、私の高校の同級生の野村くんが赴任をしてくれて、今のところなんとかなっていますが、まだ一人だけでやっているため、不安はつきません。

尾鷲市はカツオ漁業で有名ですが、もうひとつ有名なのが尾鷲ヒノキとして有名な林業です。

紀伊長島、海山から尾鷲に入り、熊野まで延々と森が続き、その森林資源の豊富さは何物にも変えがたい資産ですが、ここもごたぶんに漏れず林業不況で、今や廃業の危機にある林業家がほとんどです。

そんな中で唯一「山師」として林業に親子で携わっている小畑さんの案内で現地に入り、今行われている間伐の様子を見せてもらいながら説明を受けました。

きれいに山の中にワイヤーを張って残す木に傷をつけずに搬出する技術は熟練の技で、きれいに手入れされた山は美しいものです。

しかし、隣接する山は間伐も行われずうっそうとして、光が入らず、残る木も商品としての価値はほとんどない状態になっていて、尾鷲の山でも最近はそういう山の方が多いような危機的な状態になってしまっています。

間伐をしてその材を出荷してもほとんど金にはならず、むしろ持ち出しで、小畑さんのような山師が伐採してくれるところはまだましですが、地主にとって今ある木を出荷してもまったくお金にならないどころか、植栽をすることすらできない状態が続いています。


そんな地元の林業関係者約30人に集まってもらって、現場の声を聞かせてもらいました。

私からは先日成立した間伐促進法の説明を行いましたが、実際に使われるのはこれからで、まだ現場ではよくわかりませんが、多くの人たちから積極的というよりも切実な声を頂き、農業も大変で農業者戸別所得保障法案の論議お行いましたが、林業はさらに大変です。

今日聞いた意見は早速、東京で農水省に伝える予定ですが、繰り返し現場の声を聞いていく努力を続けていきたいと思います。

三木里地区の皆さんありがとうございました!

2008/05/24 21:39:48 | コメント 0件 | この記事のURL