
(政治スクールで船に乗って神島へ行きました)
3年目を迎えている今年度の政治スクールは早くも今日で4回目の講義となりました。
毎回地元のことに焦点をあてながらいろんなテーマで講師を呼んだり、現地へ行って視察もしたりしながらの講義となっていますが、今日は会場を鳥羽に移して、市内のホテルで漁業についの講義を受けてから船に乗りました。
梅雨明けを思わせるような暑い中、防災船に乗って鳥羽市沖にある離島の神島へ向かいました。
神島は三島由紀夫の「潮騒」で有名な島で、過去5回も映画になっていて、そのヒロインで世代がわかるかも知れません。
私は山口百恵の映画を覚えていますが、当時の撮影風景も島の中の民宿などに写真が貼ってあって当時島民がその撮影に協力した風景も見ることができます。
ただその小説の中に出てくる島の人口から大幅に減り続け、今や500人を切る小さな人口の島となって、1日4便の鳥羽市本土との定期船しかない島の生活は大変で、昨年は本土から供給されていた水道水のパイプが破損し、長期間の断水となって、島の中心にある掲示板にはそのときに書かれた子供たちの断水を助けてくれた人たちに対する感謝の言葉が貼ってありました。
この島の産業は観光と漁業しかなく、特に漁業に従事する人がほとんどで、今日の政治スクールのテーマには格好の場所でもあることから上陸して、その現場を見てもらいました。
ただ漁業は農業以上に深刻な状態になっていて、三重県では過去10000を超える漁業の経営体があったのが、今や6000くらいになっていて、最近のエネルギーの高騰や漁業者の高齢化、担い手の不足などを考えると、今後は満足に魚を食べられない時代になってしまいそうです。
特に日本は周りを海に囲まれていて、魚だけは自給率が維持できそうな気もするのが、実は今や50%つまり半分は輸入になってきていることをどれだけの国民が知っているのか、とも思います。
最近の急激な燃料の高騰がその傾向に拍車をかけていて、休漁せざるを得ない状態になっていることは連日の報道でびっくりされた方も多いと思います。
今日はスクールの塾生にそんな状態をしっかりと見てもらうことができたと思います。
来月は経済問題をテーマに講義を行う予定です。
2008/07/12 22:48:38 | コメント 0件 | この記事のURL
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