
(品評会で採点中の皆さんです)
毎年、今の時期になると県内を持ち回りで三重県木工組合の主催で建具の品評会が行われます。 私は、組合の顧問をさせてもらっていますので、毎年品評会に参加させて頂き、今年も採点をさせて頂きました。
建具はそもそも和風の家の扉などを作る昔からの職人技の極致のようなもので、今日の出品作もすごいものが目白押しでした。 採点はわれわれ素人の点数と事前に行われたプロの採点を合わせてそれぞれの賞を決めるという方法になっているため、見た目と技術、両方が備わったものが選ばれることになります。
毎年素晴らしい作品が出されますが、問題はこの作品に合うような和風の素晴らしい家がほとんど新築されなくなっているため、建具の仕事も極端に減っていることです。
全国でも、また三重県でも毎年多くの職人が亡くなっても後を継ぐ人がいなかったり、仕事が無くなって廃業せざるを得なくなったりして、職人の数が減少を続けています。
今はマンションや1戸建てでも洋風の家が多くて、畳の無い家も珍しくないため仕事がなくなるのも無理はありません。
このままではこういった日本の匠が消滅してしまうため、組合としてもその技術の伝承と技術力のアップのために毎年品評会を開催しているわけです。 難しい時代だけど、今後もこの会が続くように考えていかねば・・・。
2007/05/12 21:56:49 | コメント 0件 | この記事のURL
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